宮城県50代夫妻:白いウェディングドレス。霊視・除霊・浄霊・祈祷は天光へ。

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白いウェディングドレス(宮城県50代夫妻)

ご依頼時の状況【白いウェディングドレス】-宮城県50代夫妻

相談者であるご夫妻であるが、10年前に娘さん(当時15歳)が交通事故に遭い、それからずっと意識が戻る事はなく植物人間の状態が続いていた。

母親は10年間足しげく病室に通う日々を続け、朝から晩まで語りかけたが、娘が返事をする事はなかった。

交通事故では脳を損傷しており、担当医は「意識が戻る事はまず無いでしょう」と話をしていたのだが、奇跡を信じて娘を見守る日々が続いていた。

『何も返事をしてくれない娘。何をして欲しいのかも判らない。せめて何が望みなのかを知りたい。一方通行でもいい・・・娘は話を聞いてくれているかもしれない・・・』そんな想いで娘に語りかける日々がもう10年経とうとしていた頃、知人から当方の存在を知り、「もしかしたら娘の今の気持ちを聞けるかもしれない」と思い、霊視鑑定を依頼するに至った。鑑定は直接病室へ来て視て欲しいという希望があった。

霊視鑑定結果【白いウェディングドレス】-宮城県50代夫妻

【病室での霊視鑑定】

まず、彼女の霊体(魂)であるが、半分抜け出ており、幽体離脱をしていた。

自身の身体に戻る事はできても身体を全く動かせず、身体から抜け出た方が自由に動き回れる状態であった。周囲の霊体や神仏の影響は受けておらず、霊体は事故による損傷を引き継いでなかったため通常の思考が可能で会話が成り立つ情況であった。

元々は母親が娘の情況を知りたいという相談であったため「娘さんの霊体は半分抜けてますが、状態は悪くないですね。」とお伝えした。それを聞いた母親は安心と嬉しさがこみ上げたのか涙を浮かべていた。

鑑定時の彼女は自身の肉体を離れて窓の外を眺めていた。

早速話しかけてみることとした。

亜門霊能師「○○ちゃん、こんにちは。」

彼女「私の姿が見えるのですか?」

亜門霊能師「見えてますし、聞こえてますよ。」

それを聞いた瞬間、彼女は驚きと同時に喜びの表情を浮かべた。

その後は母親との会話の架け橋役となった。

娘「10年前からこんな事になっちゃって本当にゴメンね。お母さんやお父さんがずっと心配してくれていたの知ってるよ。」

母親「いいのよ・・・気にしないで・・・。あなたもずっと辛かったでしょうに・・・。」

娘「毎日、話しかけてくれて本当にありがとう。全部聞いてたよ。全部判ってたよ。全部ね・・・。でも、言葉にできなくてゴメンね。本当にごめんね・・・」

母親「そうだったのね・・・。聞いてくれていたのね・・・良かった・・・」

娘「私は半分死んでる様なものだから・・・自分の為に沢山の心配をさせて10年もの時間を使わせてしまってゴメンなさい・・・」

母親「そういうのはいいのよ・・・。そうそう、何かして欲しい事はないの?」

娘「実はね・・・私の夢はウェディングドレスを着てね・・・お母さんとお父さんにその姿を見て欲しかったの。ずっと夢だった。こんな情況だからお相手はいないけどね(笑顔)、でも、ずっと夢見てた。これが私の望みなの。」

母親「わかったわ。それが夢だったのね・・・。」

彼女の希望は白いウェディングドレス。普通のかわいらしいタイプだった。

両親は彼女の体形にあったものを特注した。約1ヶ月後、彼女の希望であった可愛らしい白いウェディングドレスが完成した。

彼女の夢を叶える瞬間を見て頂きたいというご両親の希望もあり、亜門霊能師も再び病室へ向かうこととなった。母親は病室で眠り続けている娘にキチンとお化粧をして、ウェディングドレスを着せてあげた。

「どう?私綺麗でしょ?」と照れた表情で話す彼女。

「うん・・・とても綺麗だよ・・・」涙を浮かべるご両親。

かねてからの夢であった自身のウェディングドレス姿を見せられた事で、彼女はとても喜んでいた。

『私、いろいろあったけど幸せだよ。最後に願いも叶ったしね。ほんと幸せだよ。お父さん、お母さん今まで本当にありがとう。お父さんとお母さんの子供で良かった。本当にありがとう・・・。十分幸せだったよ。

あのね・・・ちょっと言いにくいんだけど・・・もうね、こんな私の為に苦労して欲しくないんだ。自分の時間を大切にして欲しいんだ。もう自由になって。だからね・・・わかってほしい・・・。』

それを聞いた両親は大粒の涙を流した・・・。

亜門霊能師「後はご両親で判断してください。私はここまでです。」

病室を後にした。

実施した霊的処置【白いウェディングドレス】-宮城県50代夫妻

除霊・浄霊・供養

施術なし

祈祷

施術なし

その他の霊的処置

施術なし

その後の経過【白いウェディングドレス】-宮城県50代夫妻

その後、延命措置は中止された。

家系には神仏問題は全く存在しておらず、何もしなくても彼女は成仏できる情況であったため、死後何事もなく霊界へ上がっていった。本人も成仏し、ご両親も長年の苦悩から解放された。

現在のご両親は娘の事を日々想いつつ、自身の余生を娘の分まで懸命に生きております。


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