ご相談者は自宅にて毎日の様に異音に悩まされていた。異音は天井からの足音、ラップ音であった。
足音をさせている者の姿は確認できない状況であるが、明らかに何者かがいると怖くなった相談者より現地での霊視鑑定の申し込みがり、当方の霊視鑑定を受けることとなった。
【こちらの解決事例は物語風に記載しております】
ご依頼者の自宅を訪れると、まずはお茶の間に通された。
そこで話をしている最中に天井でドタバタ足音が聞こえてきたのである。
亜門「お孫さんですか?二階で遊んでいるのですか?」
依頼者「いや、ここ平屋なんですけど・・・・」
最初は子供が上で遊んでいるのかなと思っていたが、そこは平屋であり、二階は存在しない。
田舎なので天井が高い家であったので、二階があると勘違いしていた。
本当にずっと聞こえているのである。
昼間からの足音は珍しいので、ある意味びっくりした。
早速、霊視をかけてみると子供の浮遊霊が存在していて、6歳位の小さな女の子であった。きょとんとしたあどけない表情を伺わせていた。
女の子「行く場所がなくて、ずっとここで遊んでいたの・・」
足音はただ走り回って遊んでいる音だったのだ。
その女の子は全くその家とは関係がなく、100年位前になく亡くなられていおり、周囲の霊体の影響はうけてなかった事もあり、その家の者に危害を与えるつもりは全くなかった様だ。また、死因は病死であり、この世に未練が沢山あったため成仏できなかった事が判明した。
色々お話をしたところ、自分が死んでいるのは理解しているが「どこに行ったらいいのかわかんなくて、ここで遊んでいた」との事だった。
その場で浄霊を施した。
しかし、そこから意外な展開が待っていた・・・
突然、その家のおじいさん、おばあさんご夫婦の霊が現れたのである。
お二人ともしっかり成仏しているのだが、どうやら霊能者が来たのを見て千載一遇のチャンスと思って出てきた様だ。
おじいさん「仏壇の写真が気に入らない。気に入ってない写真を飾るな!もうちょっと男前の写真を飾れ!あとは写真を飾っている位置が5cmずれている。家族に伝えてほしい。」との事だった。
その後、自分の部屋においてあるアルバムがあるから、その中の何ページのこれにしてくれと具体的に指示があったので、その通りにしてあげることとした。
次はおばあさんの霊である。
おばあさん「あそこに手紙があるから、燃やしていただけないでしょうか?中身は絶対に見ないで・・・」との事。
おばあさんは旦那さんに見られたくない手紙が残っているらしく、それを燃やして欲しいとの要望であった。
願いを叶えるべく、その場で燃やしてあげることとした。
その後、お二人とも安心したのか、霊界へと戻っていった。
死の準備は誰も殆どできないものです・・・。
ご夫婦は成仏されておりましたが、気がかりだったのだと思います。
ちなみに、その家には土地的な問題、家系の神仏の問題はありませんでした。
6歳位の女の子の浄霊
施術なし
おじいちゃんの仏壇の写真の変更、位置の修正
おばあちゃんの手紙の焼却
その後は足音はピタリと止んだ。同時にラップ音も消失した。
その相談者は現在も自宅で普通に生活を送っておられます。