ある中古車を購入したところ、最初は普通に運転していたが、時折事故を起こす様になった。事故は電柱やガードレールにぶつかるという軽い自損事故であった。
本人は軽症で済んでおり、保険も下りたこともあり、修理しては事故を起こしを繰り返していたが、同じ車に乗り続けていた。幸いに、同乗者も含め、皆軽症で済んでいた。
しかし、毎回ぶつかる箇所が決まっていて、その場所は左前方の角であり、それ以外の場所は全く無傷である事に気付いたのである。
また、事故の際は自分は避けようとしているのに、勝手に車がいってしまう様な感覚があった。
「これは何かがおかしい」と感じた男性は、当方の霊視鑑定をうけることとなった。
霊視鑑定の材料としては車を様々な角度から撮影した写真を送っていただく形での霊視鑑定となった。
霊視鑑定の結果、所有者自体の神仏問題、霊的体質などの問題は全く存在しなかった。
問題はその中古車であった。
霊視したところ、前の所有者がその車で事故でなくなっていた。その事故は車の左前方をぶつけた事故であり、運が悪く亡くなっていた。その後、修理され中古車として売られ、それを知らずに購入してしまった。
送られて来た写真を見ると運転席に死亡した前の所有者の霊が乗っているのが確認された。その前所有者の霊は未成仏であり、同じ様な事故を起こそうと画策していた。年齢は20歳位の男性の霊であり、やんちゃな生前を生きていた。しかし、元々の幼い性格もあり、全く関係ない次の所有者を自分と同じ道に引きずり込もうと考えていた。
また、相談者が軽度の事故で済んだのは守護霊が守っていた為であり、それがなかったら、相談者も同じ様な経緯をたどったかもしれなかった。
守護霊の働きもあり、なんとか命だけはくいとめていたケースであった。
前所有者の霊の浄霊
※「自分が亡くなったのは自分の責任であり、他人を同じ道に引きずり込むのは大きな間違いである」と説得後、浄霊を行った。
車両払い(安全祈願:前所有者の気・念が残存していた為)
その後は事故も起こすこともなく、問題は発生しなかった。
車には本当に壊れるまでずっと乗っていた様である。