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相談者は地元では有名な大型ホテルの経営者であった。そのホテルには従業員のあいだで幽霊が出るという噂が広がっていた。従業員たちは、機械室に入ると、人影や変な声、足音などの怪現象に遭遇することが多かった。中には霊感の強い従業員もおり、機械室に行くと体調が悪くなることもあった。
経営者は、何者が存在しているのかを知りたくて、当方に霊視鑑定を依頼するに至った。
当方は現地で霊視を実施した。
ホテルには骨董品が多く、鎧や刀などが展示されていた。経営者は、骨董品を集める趣味があり、鎧兜３体、刀１０本、数多くの骨董品がホテル内に展示されていた。霊能師が入り口にいると、鎧兜の面の中に眼球が見え、目が動いた。その鎧兜の中に、当時着用していた武士が存在していた。他の鎧にも、当時の武将などが宿っていることが判明した。
１０本ある刀には、所有者やその刀によって殺された人間の怨念が入っていた。骨董品の中にも作成者の強い念が入り込んでいた。
また、ホテルの土地そのものも状態が悪く、霊体が集まりやすい状況であった。敷地が広いため、井戸も多数存在し、それが全て霊道と化していた。
機械室には、武士の霊が存在していた。非常に強い怨念の塊で、様々な現象を起こしていた。
機械室の現象の原因は武士の霊であったが、それ以上にそのホテルには様々な問題があることが判明したのだ。
土地の塩祈祷（あまりにも土地が荒れすぎていたため）
霊道封じ５箇所
霊的処置の直後に機械室の現象はピタリと治まった。従業員たちは、安心して出入りできるようになった。また、ホテルの経営も順調になり、今も何の問題もなく経営をされています。
青森県在住の30代男性が自宅で怪奇現象に見舞われ、家族全員が同時に恐怖を感じていた。霊視鑑定の結果、自宅の土地が悪く、稲荷神の問題があることがわかったが、最も深刻な問題は先祖霊にあった。子孫が仏教や神道に興味を示さず、墓や仏壇を放置していることで、先祖達が悲しんだり怒っているため、怪奇現象を引き起こしていたと判明した。先祖霊の殆どは成仏していたが、お墓に気がかりがあった先祖霊が、子孫に戒めを与えるために現世に留まっていた。先祖霊たちは、子孫に対して「お墓を整えて欲しい」と訴えていた。霊視鑑定によって家族は現世に生きる人々と、祖先たちとの繋がりを理解し、先祖を敬うようになった。
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